サービス提供者会議で感じたこと

本日、Yさん宅で、通所B及び訪問Bサービス利用に係るサービス提供者会議に参加した。その席上、「デイサービスも利用できるのではないですか」と尋ねると、「『ゲートボールをしている元気な高齢者がデイサービスを利用するなんて』と言われるのが怖い」と言われた。90歳になられて、しかも要支援1であるYさん。私は、思わず、「頭が痛いとか、腹が痛いとか言って、医者にかからない人はいないですよね。医療保険は誰でもが何の躊躇いもなく使っているのに、介護保険料を払っているYさんが、サービスを利用するのは、当たり前の事なんですよ」と言ってしまった。こうした不条理な理由で、サービス利用を躊躇している方は少なくないと思う。あらためて、社会保障制度利用についての説明とサービス利用の普及の必要性を感じた。帰り際、玄関にあった灯油入れを見て、「通所Bサービスを利用すると、送迎も利用でき、帰りに灯油を入れたり、買物もできるのですよ」と伝えると、「こんな良いサービスがあるのは、本当にありがたい」と言われた。

管理人 について

今年98歳になる父が生まれ育った船引町で、「いつまでも住み慣れたまちで安心して暮らし続けるために」、共生社会の実現を目指し、地域の仲間や関係機関と話し合いながら、社会福祉士として活動しております。昨日まで辛そうにしていた方がみんなの力で嬉しそうな顔に変わったことが原動力です。令和5年度は、運動サロンの支援強化と多世代交流の健康食育イベント(夏休み、冬休み)を企画しています。
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