東電追加賠償金請求を2ヶ月前にしたのに振り込まれないので、福島原子力補償相談室に電話しました

本日、午後4時55分に東電福島原子力補償相談室に電話して、現在の状況について教えて頂きました。結論を先に言ってしまうと、「担当者は平日しかいないので分からない。1週間後に東電から電話します。」との返事。「早く状況を確認したいので、担当者名と連絡先の電話番号を教えて欲しい」と伺うと、「担当者の連絡先を教えることはできません」との返答。「こちらの個人情報は聞くのに、どうして教えて頂けないのでしょう。」と食い下がると、時間を置いて(上司に確認)同じ返答。

7月5日付の書類を受け取り、東電相談室に相談して、亡くなられたご主人の戸籍謄本を7月31日に受領して返送しました。7月21日付で来た別の方の書類は8月9日に返送して、8月22日に銀行口座に振り込まれました。諸手続きに2週間程度必要なのは理解できるが、2ヶ月近くなっても何の連絡もないので、今回相談室に電話した次第です。

昨日の東電の「原子力損害賠償業務の品質向上の取り組みについて」のプレスリリースを読んでいたので、今後の対応はまともになるかと期待していたが、見事に裏切られた。

福島原子力補償相談室に新たに品質管理担当および品質統括グループを設置することで、室全体の業務品質上の課題を一元的に把握・管理し、その解決に取り組んでまいります。あわせて、要員や情報連携の強化なども図ることにより、原子力損害賠償業務の品質をさらに向上させ、被害を受けられた方々への賠償をより適切に実施してまいります

との言葉の空虚さを感じた。ちなみに、新体制は10月20日以降だそうなので、11月からはまともになることを期待したい。

相談室の担当者には、多くの申請者がいつになったら振り込まれるのか不安に感じているので、現行のシステムの振込後に「賠償金お支払いのお知らせ」をハガキで送付しているのを、先にハガキでいついつに振り込まれますとお知らせして欲しいことを要望した。すると、お決まりの言葉で「大変貴重なご意見ありがとうございます。参考にさせて頂きます」

政治家の答弁の如く、前向きには対応していただけないらしい。

【追記】相続委任書の書き方に注意

代表者の欄に記入するだけでなく、代表者自身も委任者欄に記入しないといけない。

実際に、私の知人で、委任者欄に記入していなかったので、東電の担当者から電話で受理できないと問合せがあった。全く、賠償責任の意味がわかっていないようだ。民間会社では考えられない対応。

地震保険のアジャスターが関東からわざわざ出向いて、懇切丁寧に対応して頂いたことを考えると、天と地ほどの隔たりを感じる。

管理人 について

今年98歳になる父が生まれ育った船引町で、「いつまでも住み慣れたまちで安心して暮らし続けるために」、共生社会の実現を目指し、地域の仲間や関係機関と話し合いながら、社会福祉士として活動しております。昨日まで辛そうにしていた方がみんなの力で嬉しそうな顔に変わったことが原動力です。令和5年度は、運動サロンの支援強化と多世代交流の健康食育イベント(夏休み、冬休み)を企画しています。
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