らくらくタクシーを使わない理由

昨日、ヨガサロン終了後のおしゃべり会で、田村市の行政サービスについて意見交換をしました。高齢になって、運転免許を返納したり、運転免許がない方で、外出時に友人に送迎してもらっているが、中々都合がつかないこともあり、行きたいところに自由に行けないで困っているという話を伺いました。当会(NPO法人船引フォーラム)では、介護保険の総合事業で訪問Dサービスで通院や買物付添支援を行っている事、会員サービスとして同様にガソリン代のみ負担(会員になるためには、入会費2千円と年会費千円が必要)の移動支援サービスを提供していることをお話しさせて頂きました。さらに、「田村市では、エリア内であれば300円で利用できる「らくらくタクシー」制度があるので、利用していますか」と伺うと、「以前は使っていたが、先日、利用した際、家の前ではなく道路を挟んだ反対側にタクシーが止まり、クラクションを鳴らされたので、怖くてそれからは利用していません。同じタクシードライバーから、グランドゴルフの帰り道、坂を降りている際にクラクションを鳴らされた。」というお話を伺った。「行政サービスなので、役所にその事をお話ししましたか」と伺うと、「していません」との回答。「差し支えなかったら、私が役所に問い合わせしても構いませんか」と伺い、承諾頂いたので、午後、役所に問い合わせいたしました。

「担当者がいないので、わからない。調べて、後日連絡する。」との返答だったので、課長か係長に代わって頂きたいと申し出、担当外の係長さんとお話しできました。

同じ話をして、「行政サービスとして行っている以上、管理・監督責任はあるのだから、サービス提供者の教育・訓練はどのような内容でどのくらいの頻度で行っているのか教えて欲しい。船引フォーラムでは訪問Dサービスを行っているが、隣隣サポーター養成研修並びに運転講習受講者のみが、市から指定されてサービス提供を行っている。」とお願いしました。

田村市民が収めた税金で賄っている行政サービスなので、市民としては、素晴らしいサービスを享受できるよう、行政として、「市民がなぜ利用できないのか。利用を諦めているのか」をしっかりと把握し、対応して頂きたいと痛感した。

ちなみに、私の自宅前のゴミ置き場の不法投棄の問題は、役所の対応のお陰様で、解決して、今では組の方もびっくりするほどゴミの量が減り、安心して暮らせる環境となっています。

これからも、社会福祉士として、目の前の人の困りごとを解決すべく、邁進してまいります。

管理人 について

今年98歳になる父が生まれ育った船引町で、「いつまでも住み慣れたまちで安心して暮らし続けるために」、共生社会の実現を目指し、地域の仲間や関係機関と話し合いながら、社会福祉士として活動しております。昨日まで辛そうにしていた方がみんなの力で嬉しそうな顔に変わったことが原動力です。令和5年度は、運動サロンの支援強化と多世代交流の健康食育イベント(夏休み、冬休み)を企画しています。
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